上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

警備員の寒さ対策(下級国民警備員録)

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今回は警備員の寒さ対策について書いていこうと思います。もう時期的に若干遅い気がしますが敢えて今書かせてもらいます。あと今回はあくまでも2号警備、要は交通誘導と雑踏警備のことなので1号警備(施設警備)の話ではないです。施設警備人たちは暖房の効いた室内メインで「寒さとかワロスwww」状態なのであくまでもこれは野外で行われるの2号の話です。交通誘導警備だと休憩時間中ですら暖房の効いた室内に入れることは駐車場の警備などを除き滅多にありません。

まあ施設警備から交通誘導に移ってきた人に「施設警備って座ってるだけで金貰える超楽な仕事ってネットで見たんですが本当ですか」って聞いたんですが、それは施設警備エアプの妄想で実際は覚えることも多くて全然楽じゃないと言っていました。丸一日拘束みたいなこともあるみたいですし、施設警備は施設警備で大変なんですね。

さて少し脱線しましたが寒さ対策についてです。これはもう純粋に着込むしかありません。警備員は法律で制服が決められているため、制服の下にヒートテックみたいなものを着て、上からは会社から貰った防寒具を着ることになります。ただうちの会社の防寒具は全然暖かくないので、着てない人も結構います。どの警備員もそれが基本です。中には制服の下に電熱服を着る強者もいます。

あと細かい寒さ対策だと会社指定の手袋の下にドライビング手袋のような薄手の手袋をも一枚つけて2重に寒さ対策において中々有効です。あとは雨がっぱを服の下に着るという手段もあります、蒸れますがかなり暖かいので警備員の間ではよく行われます。雨がっぱなら大半の警備員は普段から携帯しているので寒いと思ったらすぐに着て寒さを防ぐことができます。特に風の強い日に有効です。あとは服の中にカイロを貼る(会長は下級国民なので貼れませんが)、そして気合で耐えることも重要です。

あと特別寒い日というのは気温が低い日では無く、風が強い日です。気温が低いのは耐えられますが風が強いのは耐えられません。風がどんどん体温を奪っていきます。風速が1メートル増えるごとに体感温度は一度下がると言われていますから、たとえ気温が5度くらいで晴れていて太陽のでている暖かそうな日でも風速が10メートルとかだと体感温度はマイナス5度くらいになってしまいます。
特に風が強い日に開けていてビルなどの遮蔽物があまりない現場に行かされると最悪で、本当に震え上がります。
通行止めなどのほぼ立っているだけの現場ですら、地獄に変わります。暖かい日だと天国なんですが。会長は基本日勤でやっているので、夜勤は数えるほどしかやっていませんが、冬の夜勤は地獄です。
それに冬の寒さに耐えてもこの後夏の地獄猛暑が待っていると考えると憂鬱ですね。ちなみに豆知識ですが一般的に警備員の間ではキツさ順に「夏>冬>春秋」の順番できついと言われています。ただし仕事の多さは「冬>秋>夏>春」の順番です。警備員にとって天国と名高い秋がずっと続いてくれれば良いんですけれどね。

下級国民の皆さんも寒さに負けないように頑張りましょう。

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