上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

駐車場警備はきつすぎる(下級国民警備員の体験談)

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現在は底辺警備員として社会の歯車になっています。

それでは今回は会長の体験などをもとに、駐車場警備がどれだけきつい仕事なのかの情報を共有していきます。

ちなみに会長はスーパーの駐車場警備もやったことがあります。
スーパーの面接に落とされた会長が、スーパーの警備をやるというのは皮肉なものです。
アパホテルの警備はやりたいですが、やったことありません。

会長は、駐車場の警備は誰もやりたがらない地雷現場だと知っていたので、正直なところやりたく有りませんでしたが、会社からの命令されては断れなかったです。
それに会社に逆らうと社畜度の低い人材とみなされて仕事を回して貰えなくなる現象(通称干される)があるという事情もありました。

本当は命令が来た瞬間に断ろうと思いました。
でも「干される」の文字が頭によぎってしまい、やりますと言ってしまいました。
言ったあとは後悔にさいなまれ、手が震えて動悸がしました。

ただ会長は駐車場警備は社畜の登竜門だと思っています。
これを乗り切れば会社から頼まれればどんな現場でも行く、社畜度の高い人材として扱われます。
そうすれば仕事を優先的に回してもらえるという寸法です。
補足すると警備業というのは仕事がある時期とない時期があって、頼まれればなんでもやる社畜度の高い人間は仕事のない時期でも優先的に仕事を回してもらえます。
特に駐車場警備はきつさの代わりに祝日だろうが、お構いなしで年中仕事がやっているというメリットもあります。
逆に社畜度の低いわがままな人間は仕事の無い時期だと干されたりします。

では駐車場警備の何がきついかですが、その群を抜いた忙しさですね。
まず工事現場などと比べると処理しなければならない車の代数があまりにも多すぎる(恐らく一日数百台)上に、歩行者や自転車などの交通整理もしなければいけないので、勤務中は忙しいったらこの上ないです。
特に12時前後のお昼タイムと夕飯買い出しタイムが忙しいですね。

タイミングを見て車を駐車場に入れたり、車を駐車場から出したりするのが基本の仕事です。
感覚的にはパズルに近いと思います。車を入れるのは簡単ですが、出すのは難しいです。
まあやっていることはミスったら人が死ぬ可能性のあるパズルを高速で解き続けるようなものです。
それに常に神経を張り詰めていなければならないのがきついです。
車のウィンカーは3秒前に出すのですが、これがきつさの理由の一つです。
要するに車が入ってくると分かるのが3秒前です。
いつ駐車場に入ってくるか分からない車を相手にしなければ行けません。

さらに、世の中には警備員を底辺下級国民だと思って見下している人間が多いので、よく柄の悪そうな人にきつく当たられたり、誘導を無視されたりします。
会長なんて初日でクレーム入れられました。
その上、歩行者もこちらの誘導に従ってくれる人ばかりなら良いですが、実際はそうではありません。
特に歩きスマホの人が来られると誘導の難易度が跳ね上がります。
車が通ってる道路の真ん中を堂々と歩いているとか車に突っ込もうとしたり平気でありますし、声を掛けて車に気付いて貰おうとしますが、スマホに集中しすぎている場合は大声出して「車来ています。危険です。」と言っても無視されます。正直言ってこれをやられるとかなりきついですね。
下級国民警備員のことを見下すのは100歩譲って良いですが、無視するのは本当に危ないのでやめて欲しいです。

ただこちらの誘導に従ってくれたり、車が来ると止まってくれたりする、要するに警備員に忖度してくれる安全意識の高い歩行者が相手だと誘導がかなり楽です。
本当に忖度して頂ける歩行者には感謝です。

まあ大体これだけ書けばどれだけやばい仕事かわかって頂けたと思います。
駐車場警備をやった次の日は疲労でまともに動けないくらいですし、警備員の中で一番きつい現場の一つです。

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