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百田尚樹「カエルの楽園」上級国民作家が送る一般国民には絶対にお勧め出来ない怪書

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今回は百田尚樹さんの「カエルの楽園」を読んで見ました。
この本は会長を含めたアパ信者達の間ではいろんな意味で有名な本だったので前から気になってはいましたが、ようやく読みました。
非常に面白い本で一気読みしてしまいました。
続編の「カエルの楽園2020」の方は無料期間中に読んでいましたが、あっちの方も結構面白かったです。
まあ内容は誹謗中傷一歩手前レベルなので他人にはおすすめできるものではありませんが。

ネタバレ抜きで簡単に説明するとソクラテスとロベルトという二匹のアマガエルが奇妙なカエルの楽園であるナパージュ(日本)にきて生活する話です。ナパージュでは三戒(憲法9条)があり、流されやすい性格(続編では冷静)の相方ロベルトが三戒にどハマりしたりしながらも、ナパージュという国が奇妙な方向へと向かっていくのを描いています。

個人的にはロベルトがはっちゃけていて一番好きなカエルです。
あと読んだことない人が少し誤解していますが、韓国を悪く言う描写はあまり無いですし(というか中国メインの話なので韓国自体がほぼ出てこない)、ローラは作中一の善良なカエル扱いで、主人公達が一番最初に会うナパージュ(日本人)のカエルです。続編でも同様です。※ただしローラは若干会話が成立しない。
逆にハンドレット(百田本人)は作中一のゲスカエルとして描写されています。
百田さんはクズ過ぎて主人公を含め誰からも好かれていませんし、信用もされていません。続編の方だと主人公達から少し信用されるようになっていますがやはりアレな奴という扱いです。というか錨を上げよの作田又三もそうですが、百田さんは自分を登場させる場合ガチクズとして出す傾向があります。

あと巻末の解説が我らがアパホテル協賛の改憲シンポジウムにて講演を行ったアパ信の一人である櫻井よしこさんがこの本の解説(というかただの答え合わせ)なのも印象的でした。

ただストレートに言えば非常に政治的に偏った風刺作品な上に、百田作品の中でも飛び抜けて異彩を放つイカれた本です。
はっきり言ってこの本を読んでいることをリアルの知人には絶対に知られたくないと思う本ですが、内容自体はテンポも早く、終盤の展開も非常に引き込まれる内容でネタバレになるのでどのシーンかは言えませんが終盤にかなり泣きそうになりました。

要するに面白い本ですが、内容がやばすぎて人には勧められない本といった感じです。「カエルの楽園」は面白さで言えば5つよりの⭐️4です。「カエルの楽園2020」の方は⭐️3つ寄りの⭐️4くらいです。
会長はアパ信者なのである程度こういったものに慣れていますが、イデオロギーを小説に持ち込まない百田さんの本にしては珍しくイデオロギー全開で内容が極端に人を選ぶ本なので、この本に興味があって保守的なものに抵抗が少ない方以外には絶対におすすめしません。

下級国民の会的推薦度(⭐️5つ評価)

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テイルズさんコメントありがとうございます。興味があっても内容が内容なので買って手元に置いておくと他人に見られる可能性があるので、図書館で借りる方がいいと思います。短い本なので1日で読めますしね。