上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

お客様は神様なのは当然(下級国民警備員録)

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今回は警備業界ではお客様は神様ですというのは当たり前という話を共有していこうと思います。

まず下級国民の皆さんにとってはお客様は神様という価値観に対してかなり苛立ちを覚える方もいると思います。
しかし現実問題お客様無しではやっていけないです。金払っている以上彼らの方が圧倒的に立場が強いです。

自分達警備員はお客さんのことを元請けと呼んでいます。お客さんである建築会社に契約されて雇われています(要は警備会社は下請けで、建築会社は警備以外にも下請けが沢山います)。
実際自分達警備員は客の一存で即クビにされます。実際自分達の会社が契約を切られたこともありますし、その逆に他の会社がクビにされて内の会社が契約されるというパターンもあります。切られる理由は事故を起こしかけるとか、態度が悪いなど、また警備員に払う給料が気に入らないとか訳の分からないものまであります。

この現場にコイツをよこすなという権限、いわゆる出禁の権限も元請けが握っていますしね。元請けの前でやらかすと出禁になります。逆に元請けが警備員個人に忖度する、要するに指名をいう現象もあります。

これだけ書けば分かると思いますが、お客さんの方が圧倒的に上級国民な訳です。そう警備員は下級国民であり、建築の元請けこそが上級国民。下級国民が上級国民に忖度して従うのは当然という訳です。
つまりお客様である元請けの気を伺ってご機嫌をとりながら仕事をすることになります。これは結構しんどいです。

もちろん神同然の立場を利用して、警備員を見下して好き放題やる人もいます。イライラするとすぐに警備員に当たり散らしたりされるとこっちの身から言わせるとしんどいです。逆に警備員のことを自分達と一緒に仕事をする仲間として接する人もいます。時々めっちゃフレンドリーな監督とかいますよ。朝話しかけてきて、楽しくおしゃべりしていたら朝礼の時に、相手が監督だと分かったりとか。補足すると監督というのは現場を仕切っている人で現場のトップです。大体元請けの会社の社員がやっています。両方警備員から見れば神様ですが、どうせならいい神様に当たりたいですね。

あ、ちなみに警備員に嫌がらせするのが大好きなよく分からない人達はお客さんではありませんよ。ただの嫌がらせ大好き人間です。自分たち警備員は彼らから一円も貰っていないですしね。あくまでもお客さんは建築会社とその従業員です。むしろその嫌がらせ大好きな人の矛先を自分に向けることでお客さんを守り、元請けや職人さんたちが気持ちよく仕事出来るようにするのも警備員の仕事の一つです。

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