弱者男性とフェミニズム - 上級国民に憧れる下級国民の会

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というわけで、今回は現役弱者男性である会長自らが直々に「フェミニズム入門」を解説していきたいと思います。フェミニストと弱者男性は犬猿の仲ですが、まずはお互いを知るところから始まるのです！

まず「フェミニズム入門」は冒頭から「男性のための思想体系」や「痛快なフェミニズム」というちょっとツッコミどころのある単語から始まります。「フェミニズムは自分と意見の違う相手を叩きのめしてスッキリする思想なのか？」と一瞬思いましたが、まあここは突っ込んだら負けでしょう。

この本からフェミ本にありがちな男性に対する妙な被害者意識はビンビンに感じますね。補足するとフェミニストの間では会長たち非正規雇用のブルーカラー。いわゆる弱者男性は存在しないことにされているので、フェミ本を読む際はここは絶対に押さえておかないと理解できない描写や理論が多数出てくるので注意しましょう。

まず本書によれば、悪の権力者である男性知識人たちの手によって、「日本は女性優位の国」というなんの根拠もない悪魔ごとき主張によって女性に対する性的搾取を覆い隠し、人権を剥奪しようととしている…らしいです。やはり男性は悪魔の化身なんですね！フェミニストの中ではですが…

まあツッコミどころも序盤は正直意外なくらい少ないです。ただ中盤以降は常人の思考では思いつかないぶっ飛んだフェミ理論が飛び出してくるのがいいですね。性的搾取がどうこうとか、日本は慰安婦に酷いことをしたといういわゆるテンプレ展開ですね。

では本書によるフェミニストの歴史観について説明しましょう。要約します。

フェミニストさんたちによれば、時は1940年女性たちは悪の家父長制主義者たちによって支配されていた！しかし、そこに突如として救世主GHQが現れた！正義のGHQの手により女性は悪の差別主義者たちから解放されたのだった！しかし日帝と男による女性への性的搾取はまだ終わっていないのである！戦えフェミニスト！差別主義者を一人残らず叩き潰せ！　という感じですね。

会長がいうと完全にブーメランですが、ずいぶん香ばしい偏った…あ、間違えました。正しい歴史認識をお持ちのようですね！すいません。誤字が多いものでして…。読み直している時に気づきました。気をつけますね。

まあネタ抜きで言うと、「GHQが女性に欧米型のリベラルフェミニズムと中身のない形だけが先行した民主主義を広めたことによって、結果的に戦後の女性の専業主婦志向みたいなものが出来上がった」という考察はなかなか面白いですね。会長たち弱者男性には思いつかない解釈かと。弱者男性界隈だとこれは思想によるものとされているので。

また上野千鶴子の明るいマルクス主義的フェミニズムは当時としては、とっつきやすいフェミニズムとして革命的だったみたいですね。世代じゃないので知りませんでしたが、上野千鶴子さんは当時は本当に革命的だったんですね。

というかあの人たちマルクスフェミニズムのことマルフェミって略すんですね。この謎センス結構好きですよ。

ここから先はガバガバポイントの話でもしていきましょうか。