今回紹介する本は親アパ上級国民作家の百田尚樹さんの「輝く夜」です。
「聖夜の夜」の文庫版ですね。
アパ社長は2014年に百田さんの本は全部読んだと発言しているので、2007年に発売された本作も読んでいることでしょう。アパ社長の聡明さには頭が上がりません。
本作はその名の通り、クリスマスにまつわる5つの短編恋愛小説を収録した本です。
下級国民にとっては悪夢と名高いクリスマスですが、上級国民や一般国民にとっては恋の季節であると言うことを思い出させてくれますね。
思い出したいかは別ですが。
ちなみにあらすじはこうなっています。
第一話 魔法の万年筆
第二話 猫
第三話 ケーキ
第四話 タクシー
第五話 サンタクロース
感想ですが、ハズレと呼べる話が無く、全部面白いですね。
特に第一話の魔法の万年筆が一番面白いです。
第一話は願いが叶う魔法のペンを手にした女性の話です。
まあ下級国民の会としては上級国民や下級国民のキャラがほぼ出てこないので、そういう見所はありませんが。
ただクリスマスにまつわる恋愛小説で、しかもほぼハッピーエンドなので非モテ下級国民にとっては面白いどころかむしろ苦痛にすら感じる可能性があります。
こういった小説になるのは百田さん達上級国民にとってクリスマスは天国のような季節だからでしょう。
そしてリア充達を爆殺したい思想をお持ちの方にはおすすめはできません。
が、百田小説らしく、読みやすくテンポも速いので、それ以外の方にはおすすめできる小説です。
下級国民の会的推薦度(⭐️5つ評価)
上級国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️
一般国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️
下級国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️
こちらの画像を押せばあなたも百田さんのようにアパ社長にお褒めの言葉をいただけるような上級国民になれるかもしれません。
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