今回紹介する本は百田尚樹さんの「フォルトゥナの瞳」です。
神木さん主演で映画化もされましたね。
http://apa-appletown.com/essay/784
百田さんはあの伝説的上級国民元谷外志雄(アパ夫)さんからNHKの経営委員会に選ばれた際に大いに期待できると絶賛される程の上級国民作家であります。
http://apa-appletown.com/essay/865
因みに元谷外志雄さんは「永遠の0」も絶賛しています。
上級国民に憧れる下級国民の会もいずれは元谷外志雄さんやアパ夫人に絶賛されたいものですね。
では作者の説明はこの位にして本の内容に移りたいと思います。
「フォルトゥナの瞳」は他人がいつ死ぬのかわかる能力を持った一般国民であり素人童貞でもある主人公木山慎一郎がその能力を使って世の人々を死から救うべく立ち上がるという感じのお話です。
携帯ショップに勤める一般国民の桐生葵との恋愛や、社長であり作中一善良上級国民の遠藤との友情なども見どころです。
前半は友情や人間ドラマメインで後半は桐生葵との恋愛がメインになっています。
特に中盤の上級国民のつく職業と名高い医者の黒川が出てきたあたりが一番面白いです。
逆に終盤の恋愛パートが結構微妙ですね。
まあこれは会長が彼女いない歴=年齢だからかもしれませんが。
あと百田さんの本にしては展開が遅いですね。「影法師」ならこの本の10倍位の速度で話が進んでいきます。
https://mobile.twitter.com/hyakutanaoki/status/1141356445083979777
百田さん本人もTwitterで「フォルトゥナの瞳」をBランクと言っているので本人的には駄作なのかもしれません。
ぶっちゃけると百田さんの本にしては微妙な本ですが、小説にしてはそこそこ面白い方なので、図書館などで読んでみたらいいかも知れません。
下級国民の会的推薦度(⭐️5つ評価)
上級国民の方なら⭐️⭐️⭐️
一般国民の方なら⭐️⭐️⭐️
下級国民の方なら⭐️⭐️⭐️
こちらの画像を押せばあなたも百田尚樹さんの様にアパ夫さんから絶賛される様な上級国民になれるかも知れません。
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