上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

百田尚樹「雑談力」上級国民から伝授された話し方テクニック

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今回紹介する本は上級国民の百田尚樹さんの「雑談力」です。
百田尚樹さんが上級国民になった方法や上級国民のテクニックを研究する為に買った本ですが、結構面白い本だと思いました。
この本は全4章構成で、あらすじは以下の様になっています。


第一章 人を引き付ける話をする技術
起承転結が基本
つかみが大事
質問から入る
常識を揺さぶる様な話から入る
単純なウンチクほどつまらない話はない
数字は重要
面白い話にはストーリーがある
数字でさえ面白い話になる
話の急所を理解していること
ストックを持とう
自慢話で人を感動させるのは難しい
失敗談ほど面白いものはない
雑談では選ばない方が無難なテーマ

 

第二章 その気になれば、誰でも雑談上手になれる
相手ではなく自分が関心を持つ話題を探せ
一番大切なことは人を楽しませたいと言う気持ち
自分の感性に自信を持て
ネタをどう仕込むか
面白さの7割以上が話術
面白い話は何度でもできる
話が上手くなる1番の方法は経験を積むこと
話し上手は聞き上手
話は生き物 私が講演でおこなっていること
とっておきの練習法 映画や小説の話をする


第三章 こんな話に人は夢中になる
意外なオチは記憶に残る
スポーツ選手の凄さを伝える時のコツ
金の話は誰もが好き
個人的な思い出話でも普遍性を持たせればok
雑談に使える古典の物語
時代の不運に泣いた人の話は共感を呼ぶ
色恋の話は男女問わず受ける
数字も見方を変えれば面白くなる
犯罪ものの話題は難しいが、面白い
歴史上の有名人の意外な裏話


第四章 親友とする真面目な話
殺害された市民の数は、全人口より多い?
一人の男の虚言が大問題を生んだ
戦後四十年、突然の抗議

という風になっています。
あらすじだけでも結構役に立ちそうな内容ですね。
雑談話をする上で、自慢話や政治の話、えぐい下ネタなどは避けた方が良いことや、逆に失敗談や金の話などは受けがいいことなどは非常に参考になります。
それ以外にも話のつかみなど百田さんが小説などを書く上で重要視していることなどが書かれています。


個人的にはハゲの治療を諦めた話などが好きですね。
ただ途中で百田さんが自分は下ネタが嫌いと言っていた時は何を言っているのか分からず、思わず「え?」と声が出てしまいました。

 

また下級国民の会としてみても百田さんが底辺高校出身の低学歴だったということがカミングアウトされており、たとえ低学歴でも上級国民になることができるということが書かれており非常に参考になりました。

 

ただ個人的には第四章はいらなかったと思いますね。
あの章は歴史認識について書かれている章なのですが、内容が政治的でかなり浮いていますし、少しというかかなり脱線している感が強いです。
それに4章は政治的すぎてかなり人を選ぶと思います。


特に吉田証言や吉田青治の話が出てくるのですが、吉田青治背乗り説は無理があるんじゃないかと思いました。
※ただし作中ではあくまでも説の一つという扱いであり断言している訳ではないです。

 

吉田証言について政治的になり過ぎるので詳しくは解説しませんが、朝日新聞アパホテルから会社を解体することを提案された一連の騒動だと思っておいてください。
あのアパホテルから会社解体を提案されるってもう訳が分からないですね。

www.zakzak.co.jp


ちなみに少し補足するとアパホテルは田母神騒動の際に朝日新聞からかなりの嫌がらせを受けた為、朝日新聞のことを死ぬほど恨んでいます。要は仲悪いです。

 

ただ総合的に見れば人を選びそうな部分はあるもののかなり面白い本ですし、上級国民研究だけでなく、日常生活においても非常に役に立つと思うので是非読んで見てほしい本です。

下級国民の会的推薦度(⭐️5つ評価)

上級国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️
一般国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️
下級国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️

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