上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

高村友也「スモールハウス3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方」下級国民向けと見せかけた一般国民向けエコロジー本

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今回紹介する本は高村友也さんが書いた「スモールハウス3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方」という本です。


まず初めに書いておきますが、この本は会長は紹介はしますが、推薦するという訳ではないです。
正直に言いますとこの本はノウハウ本ではありませんので、下級国民生活において技術的に役に立つタイプの本ではありません。
そして上級国民御用達大学である東大卒の高村友也さんが書いているので、終盤の内容が難解で会長の様な底辺低学歴下級国民ごときには理解が困難です。
高村友也さんが書いた下級国民界隈では聖書と名高い前作「自作の小屋で暮らそう(bライフ10万円で家を建てて生活する)」の様な内容を期待して読むとがっかりするかもしれません。

 

内容を大まかに説明すると、大きな家は不要で家は小さくてもいいという感じの内容です。
そして小さい家のメリットや小さい家で暮らしている海外の例などを具体的に説明しています。
全部で6章構成になっています。


第1章 小さくても家らしい家
第2章 物を持たない暮らし
第3章 簡単で大胆なエコロジー
第4章 自由を得るのにお金は要らない
第5章 誰でも手に入るローカルユートピア
第6章 質素な生活と高度な思索

この本を読む上で重要なのが、発行されたのが2012年の8月ということです。
要するに当時の脱原発やエコブームに乗っ方本なので、それを理解せずに読むと終盤(5章と6章)の内容が1ミリも理解することができなくなります。

実際会長は2017年に初めて読んだときは後半になるにつれて意味不明になっていく怪文書だと思いました。
読み直してみても5章は理解できますが、6章は怪文書だと思います。
この本は消費社会を批判したり、「空回り経済」という言葉が出てきたりします。
そしてエコロジー的な部分が後半になるにつれて強くなっていくのでそれが終盤の難解さや意味不明さに繋がっていると思います。
恐らく発行されたエコブーム真っ最中の当時にリアルタイムで読めば理解や共感をすることができた部分だと思います。

 

纏めると、下級国民というより一般国民向けに作られたエコロジー本なので、下級国民にはあまりお勧め出来ません。
下級国民の方が買うなら高村友也さんの前作「自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ」の方がお勧めです

 

 

下級国民の会的推薦度(⭐️5つ評価)

 

上級国民の方なら⭐️

一般国民の方なら⭐️⭐️⭐️

下級国民の方なら⭐️

 

 

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