今回下級国民の皆さんに紹介するのはphaさんの「ニートの歩き方」です。下級国民界隈では結構有名な本ですね。
phaさんは京大卒のニート系下級国民で天然下級国民の自分から見ると養殖感が少し強く若干苦手意識のある人です。
「ニートの歩き方」はニートの立場からニートの生活やニート肯定論などが書かれています。ニートをひたすら肯定する内容の本なので、自宅警備系下級国民の人から見ると面白い本だと思います。ただ自分は自宅では無く交通誘導警備員なので、あまり合いませんでした。
ニート生活のノウハウなども書かれていますが、これらは普通に生活する上であまり役にはたちません。この本に書かれている転売やシェアハウスの運営のやり方なんて知ってもそもそも一生やらない人の方が多いですから。
あと内容ですが珍しそうに見えますが、今のネットとかだと割とよくある意見が多いので、読んでいるとかなり既視感があります。斬新な意見を期待しするとガッカリすると思います。
例えば自己責任論を批判する部分があります。自己責任論批判が強いですからね。既視感があります。これも努力は必ず報われます、さあ努力しましょうと言った方が今の社会では斬新な主張になりますからね。個人的にはニートは強制労働させるべきぐらいぶっ飛んだ斬新な意見を期待していたので少し残念です。
全体的にニート系下級国民の人が読めば自分達を肯定してくれるとても共感できる本になっていると思いますが、それ以外の国民の人が読んでもあまり役に立たない本になっていると思います。つまらないという程ではありませんが、そのためニート以外にはおすすめできる本ではありません。
下級国民の会の推薦度
上級国民の方 ★★
一般国民の方★★
下級国民の方★★
こちらの画像を押せばあなたもアパ社長のように印税上級国民になれるかも知れません。
フォッサさん考察ありがとうございます。そうですね。不景気の今だとニート回避には警備や介護みたいな底辺にならなければいけないなど難易度が高いですが、景気が良くて人手不足だと割と自由に仕事を選べてニート回避し放題ですからね。自分も景気のよかった2年前にもっと頑張っていれば警備なんてやらなくて良かったでしょうしね。イージーモードとハードモードでプレイしている違いがあります。
ノートンさんご意見ありがとうございます。自己肯定を自己防衛と捉えるのは斬新な解釈ですね。ただ一理あると思います。
