上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

百田尚樹「永遠の0」日本中の上級国民が泣いた伝説的上級国民文学

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今回紹介する本は上級国民百田尚樹様のお書きになられた「永遠の0」です。


百田さんが一番最初に世に出した小説で、「海賊と呼ばれた男」と並ぶ百田さんの代表作としても知られています。
この本は当初あまり注目されていませんでしたが、口コミで徐々に広がっていきました.
そして現在では累計500万部以上売り上げた国民的大ベストセラーであり、歴代で最も売れた文庫本としてもしられています。


本は1万冊売れれば150万円の印税と百田さんが言っているので恐らく8億近くこの本だけで稼いでいると思われます。上級国民の財力は計り知れませんね。
また映画化され、興行収入は80億以上とも言われる大ヒット作になりました。

apa-appletown.com

そしてこの本は元谷外志雄(藤誠正は元谷外志雄さんつまりアパ夫のペンネーム)さんに絶賛されていることから素晴らしい名作であるということがわかるでしょう。

また元谷外志雄さんだけでなく妻の元谷芙美子(アパ社長)さんも絶賛しています。


デヴィ夫人,元谷芙美子,三輪和雄 田母神としお応援演説 秋葉原前 平成26年1月12日(日)

5分辺りから、永遠の0や百田さんを絶賛する内容があります。

どうやら永遠の0の映画を2回見た様ですね。


この本は主人公の佐伯健太郎が、上級国民であり海軍一の臆病者と呼ばれていた、祖父宮部久蔵が何故神風特攻を行ったのかを祖父の知り合い達に聞き明らかにしていくという物語です。

本書は全12章(厳密には14章)構成になっています。
プロローグ
第1章 亡霊
第2章 臆病者
第3章 真珠湾
第4章 ラバウル
第5章 ガダルカナル
第6章 ヌード写真
第7章 狂気
第8章 桜花
第9章 カミカゼアタック
第10章 阿修羅
第11章 最後
第12章 流星
エピローグ

この全12章で帝国海軍が太平洋戦争開戦時の優勢な序盤からミッドウェーやガダルカナルでボロ負けして転落していき最後には特攻へと走っていく過程から終戦までを描いています。
も意外性がある上に物語もテンポ良く進む為、読んでいて飽きずに最後まで読める本になっています。


500万部以上売れただけあって、どの章も面白いですが、下級国民の会としての最大の見所はやはり第9章カミカゼアタックでの上級国民同士のバトルシーンだと思います。
元特攻要員で現上級国民の武田貴則(上級企業の社長であり作中ですら完璧に上級国民扱い)と上級国民新聞記者の高山隆二の口論シーンはとても引き込まれるものがありました。

この様なシーンを見ると上級国民への憧れの気持ちが強くなってしまいますね。
ただ映画版だとこのバトルシーンは無くなっているみたいなので残念ですね。
というかそもそも映画版では高山隆二が出てこないみたいです。

 

一説によれば上級国民やスポンサーの上級国民に対して脚本家や監督が忖度したのではないのかとされていますが、これは憶測なのでどこまで本当かは分かりません。

ドラマ版では出てくるみたいなんですけれどね。


ただ硬派な内容とは裏腹に意外と下ネタが多かったり、海軍を批判する様な描写が多いのでそれが苦手な人は避けた方がいいと思います。
ただそれが苦手でない方は面白い本なので、下級国民の会としては是非読んで欲しい本です

 

下級国民の会的推薦度(⭐️5つ評価)

 

上級国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

一般国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

下級国民の方なら⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 

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