皆さん上級国民への忖度といえば何を思い浮かべますか。
恐らく、「逮捕されない」「軽い刑罰で済まされる」などを考えると思います。
しかしそれは表面化した極一部の「意識した忖度」であり、実際の忖度の多くは無意識でおこなわれる「無意識の忖度」だと思います。
では「無意識の忖度」とは何か例を挙げていこうと思います。
例えば「東大卒の上級国民」と「底辺高校卒業の下級国民」が真逆のことを主張したとしたら大半の人は「東大卒の上級国民」のいうことを信じますよね。
これは「権威効果」と言って良い肩書を持った人間の発言は信頼度が跳ね上がると言う効果です。
要するに上級国民の発言に対しては「無意識の内に忖度」して良い印象を持ってしまい、社会での上級国民の発言力が跳ね上がります。
下級国民は言論空間や社会への影響力に於いても上級国民に勝てないわけです。
恐らく寝太郎さんやphaさんが高い評価を受けている理由の一つに高学歴と言う権威があったからだと思います。
まあ寝太郎さんの場合は権威よりも一番最初に小屋暮らしのマニュアルを作ったと言う理由の方が大きいと思いますが。
また他にも「ハロー効果」と言うものもあります。
「ハロー効果」というのは一つの事柄が他の印象に影響を与えると言うものです。
つまり「高学歴上級国民」などで有れば実際の能力に関係なく、「無意識の忖度」が行われ有能そうなイメージを与えます。
逆に「低学歴下級国民」なら実際は有能だったとしても、無能そうなイメージを持たれることになります。
つまり人間というのは上級国民に対して「無意識で忖度」して良いイメージを作ってしまい、逆に下級国民対しては悪いイメージを作ってしまう生き物なのです。
これは就職の面接や日常生活などで上級国民が生きていく上で役に立ちますが、下級国民にとっては最悪の現象と言えると思います。
この画像を押せばアパ夫妻の様に忖度されまくれる上級国民になるかも知れません
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