上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

警備員は社会的立場が低いよね 下級国民警備員録

今回は警備員をやっていた時にタンスの角に小指をぶつけるくらいきつかったあの問題。「警備業界社会的立場低すぎ問題」について語っていこうと思います。

まあ警備員をやっていれば色々と嫌な目に遭うこともあります。見下されるし、過激な人たちからはストレス発散のサンドバックみたいに扱われますし。警備員はどこにでもいてやり返してこない絶好のサンドバックなのでしょうがないですね。明らかに警備員への嫌がらせにやたらと慣れている常習犯っぽい人もいますしね。例えばぶん殴ろうとして追いかけてきたり。

まあそう言うのは立場の低さを色々と感じさせる部分があるのですが、それ以上に身内から色々言われるのがきついです。

例えばですけど親しい人に仕事の話とかをすると「お前その歳で警備員なんかやってるの。別の仕事した方が良いんじゃない」って言われたりします。40代ですら若者扱いの肉体労働者基準だと若者だと思いますが。会長も世間的には若くはないので、流石にホワイトカラーの仕事は面接で断られちゃうのでなんとも言えないですけれど。

仕事の相談を他の人にした時に「40にもなってそんな仕事のアルバイトやってるなんて異常者だよ」とか言われちゃうときついですよね。この仕事はそう言う風に思われているんだ。みたいなことを思っちゃたりするわけです。

もうこんなん言われちゃったら自分が警備員やってるなんて周りに言えないですよね。一時期は病院で会社の名前言わなくちゃいけないのすら嫌でしたね。なんだか白い目で見られるんじゃないかと思ってしまって。もちろん相手は気にしてなんかいないでしょうけれど。

周りの警備員たちもみんな「俺なんかこんな仕事にしかつけない底辺だからさ」とか「こんなん誰にでもできる仕事だよ。食いっぱぐれることはないけれど」とか「俺は50超えてるから無理だけど、会長さんの歳なら別の仕事見つかるんじゃない」みたいに口々に言うわけですよ。みんなもう仕事に誇りを持っていると言うよりは、食べていくために仕方なくみたいになっちゃている人ばかりです。それがなんだかやるせなくて。

というかもう現代の日本社会というか先進国共通の問題として、肉体労働者の社会的な立場があまりにも低すぎると思います。平均年収だって普通の仕事というかホワイトカラーに比べてもずっと低いのもそうですが。こうやって職業に貴賎をつけて差別しまくるからブルーカラーの代弁者であるトランプ大統領みたいな過激派が出てくる訳じゃないですか。

「コンクリートから人へ」みたいなスローガンが流行ったりするのもそうですが、もう少しブルーカラーの人たちを人間として扱ってくれてもいいんじゃないかと思います。誰も人間としては見てくれないでしょうけれど。

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落ち込んだ日はアパ社長を見るに限りますね。

ちえママさん,ためよさんブコメありがとうございます。ヘビィで誰もやりたがらない仕事ほど給料が安いという矛盾はまだまだ解決は先になりそうですね。

グラチーさんブコメありがとうございます。警備員の小説とかでもあるあるとしてよく出てくる話ですが、警備員であることを打ち明けたら馬鹿にされたことがすごくショックでした。でもやっぱり必要としてくれる人がいてこそですからね。ありがとうございます。