上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

おすすめの底辺系書籍 下級国民の会が厳選

今回はおすすめの底辺文学について下級国民自らが厳選しまとめてみました。自分が読んでない本は入れていません。全体的に私小説やノンフィクション多めのチョイスです。気に入ったらどこでもいいので読んでみてください。会長はド底辺なので古本でも図書館でも気にしません。まあ下級国民なら図書館で借りるのががいいと思います。あとAmazonリンクは分かりやすくするために載せていますが、自分はAmazonアドセンスは剥がされているので買うならお好きなブロガーさんのサイトから買ってあげて下さい。

 

派遣添乗員ヘトヘト日記――当年66歳、本日も“日雇い派遣"で旅に出ます

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交通誘導員ヨレヨレ日記に続く、底辺プロレタリアである日記シリーズ第二弾の本です。完全に二匹目のドジョウ狙いですが、日記シリーズの中では一番面白いですね。多分作者さんは今やっている仕事が好きなのが伝わってきます。日記シリーズは仕事が嫌いな人がその仕事について書くという感じなので、この本はちょっと異質ですがそこが面白いです。

あと日記シリーズでは交通誘導員ヨレヨレ日記が有名ですが、あまりお勧めではないです。底辺文学の中では黄金の金字塔みたいなポジションですが、警備員やったことある人なら殆ど知ってるような内容です。つまらなくは無いですが、そこまで面白くも無いという微妙な本です。あと本に書かれているようなことをそのままやると確実に癖の強い隊員だと思われるので、鵜呑みにしすぎない方がいいかと。

 

気がつけば警備員になっていた。-高層ビル警備員のトホホな日常の記録-


施設警備をメインに添えた底辺私小説になっています。文章も上手くて読みやすいですし、何より底辺感といいいますか、雰囲気がいいですね。下級国民感がよく出ています。コンプレックス全開です。
ただ作者に結婚歴があり子供がいるというのが個人的には底辺私小説として見るとちょっとマイナスですね。この人よりパンチの効いた強烈な人生送っている人が会長の周りにはゴロゴロしているので。

 

金閣寺 

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まあ底辺なら誰もが読んでいる下級国民文学の黄金の金字塔と言える作品です。世界的にも有名どころですが、主人公が死ぬほど拗らせた素人童貞というぶっ飛んだ設定も含めておすすめです。我々インセル下級国民の持つ破滅願望や破壊衝動を満たしてくれるようなパンチのある強烈な内容になっています。底辺界隈は生涯未婚、独身、童貞(素人童貞)のフルコンボですからこの本を読んでお互い慰め合っていきましょう。

 

錨を上げよ 

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そこまで有名な小説ではありませんが、作者の学歴コンプレックスが全開で9割高卒の下級国民にはたまらないNTR小説です。4巻もある小説ですが、大卒に対する恨み辛みや嫉妬心やら憧れが全編に満ち溢れています。更にはホワイトカラーや上流階級に対する妬み辛みもいいですね。会長も高卒で学歴コンプあるので、職場で毎日いじめを受けている時期に読んでハンマーで頭を殴られるような衝撃を受けました。太宰治より遥かに拗らせている感じがして、個人的には一番好きな小説です。高卒かNTR好きにはお勧めです。

 

苦役列車

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言わずと知れた底辺界隈の伝説の巨匠 西村 賢太の代表作

作者が中卒という最強クラスの学歴コンプから生み出される流れるような名文と、いくらなんでも気持ち悪すぎる内容と文体に日本語の美しさが溢れています。

 

自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ

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人生詰んだら無差別テロか、自殺か、と言わんばかりの現代社会ですがそうではない選択肢たるセミリタイアを提供してくれるという感じの本です。下級国民界隈ではバイブルとして崇められています。FIREと比較しても割と現実的な内容になっており人生詰んでいて職場を転々としている方にお勧めです。FIRE本って普通に利回り7%や貯金1000万みたいな素人でも達成困難というかそこに至るまでの道が厳しすぎると感じさせる内容が割と多めですが、この本は要約すると田舎でド節約生活をしてほどほどに働くことを推奨しているだけなので割と現実的です。金持ち父さん貧乏父さんよりも実現性は高く感じられます。

色々読みましたがこの辺りがおすすめです。蟹工船は有名ですがプロレタリア色が強すぎてリアルな底辺感がないので省きました。あくまでも下級国民の会のチョイスなので。

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こちらの画像を押せばアパ社長のような読書家上級国民になれるかも知れません。

 

テイルズさん、アキロッソさん、グラチーさん、ハッチさん、ちえママさん、うりまさるさんブコメありがとうございます。

今、西村賢太さんの暗渠の宿とかを読んでいる途中ですがやっぱり例の芥川賞の時の発言に代表されるように行動力と性欲と文才の塊ですね。惜しい人を亡くしたと思います。残念です。