※結構暗い内容なので注意してください。
社会というレールから外れ下級国民になって分かったことがあります。
それはレールから外れた下級国民とレールの上にいる一般国民やその上にいる上級国民と下級国民では、物事に対する見え方が違うと言うことです。
例えばですが一般国民や上級国民にとってはニートといえば一般的には「悪」であり、叩かれて当然の存在どころか叩くべき標的にしか思わないと思います。
しかし、下級国民の自分から見ると自分と同じような存在であり、社会から叩かれている「可哀想な存在」に見えます。下級国民やっていると自分がいつニートになる可能性が高いのも理由の一つだと思います。
同性愛者とかも気持ち悪いとか言われていて色々と大変だなとか思いますね。
例えばアパと似たような思想を持った界隈(いわゆる保守派)も一般国民視点では、怖い人たちや、異常者たちという扱いであり、あたかも存在自体が「悪」であるかの様に見えてしまいます。そして物語の中でもよく「悪役」として登場します。
しかし下級国民の視点から見れば自分の国が好きだと公言しただけで理不尽に叩かれる「可哀想な人たち」に見えません。
まあこの可哀想な感じが会長がアパが好きな理由の一つでもあります。
この理不尽に叩かれている感は下級国民であり、迫害されているの自分の境遇と被って見えて凄く近親間を覚えます。あの可哀想な感じが堪らなく好きです。
アパ社長が講演などで「今の日本では自分の国を良い国だと言だけで酷い目に遭う」みたいなことを度々発言しています。これは夫の元谷代表もよく言っています。
会長も理不尽に酷い目に遭う下級国民の身分なんで、理不尽に叩かれる苦しみが分かるというか、アパの苦しみは自分の苦しみというような感覚に陥ります。そして自分とは違いそんな状況でもめげないアパを尊敬しますし、自分もアパ夫妻の様な強い人間になりたいと思う様にもなりました。もちろん一般国民の方には理解不能なのは承知の上ですが。
このように社会というレールに乗った一般国民から見れば「悪」や「異常な人間」に見える叩いても良い相手や社会から排除するべきとされる相手でも、レールを外れた社会の1番下である下級国民の視点で見れば彼らは「悪」でも「異常者」でもなく、「どこにでもいる普通の人たち」に見えます。
その為、世間から叩かれている人たちを見るとどこか「自分が同じことされたら嫌だな」とかマスコミや社会や多くの一般国民達に袋叩きにされていて「可哀想」だなと感じて同情してしまいます。
それ以外にも社会の底辺である下級国民になって「自分と違う人がいても良い」と思える様になりました。
でもこの考え方は社会にとっては異常であり、多くの人間には到底理解できないということは理解しています。会長たち下級国民は周りから理解されない少数派ですが、出る杭になって社会から打たれないように精一杯頑張ろうと思います。
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