現代の生きづらさから降りる方法を調べていたところ、某界隈いわく生きづらさは社会が求める性役割によって生まれているという。要するに男らしさや女らしさが生きづらさを形作っているというのだ。そして有害な男らしさというジェンダーの呪縛から降りてSDGsする、すなわちジェンダーレスになることによって生きやすくなるという。早速私は実行することにした。
では男らしい男性像について、一種のステレオタイプをあげていきます。
高収入、高学歴、大卒、困っている人を見過ごせない、社会をリードする、正社員、イケメン、マッチョ、モテモテ、非童貞、女性をリードする、そして結婚し家庭を持ち、家族になって行くまだまだあるけれどこの辺りで終わりにしておきましょう。
そして私はジェンダーから解放された地球市民になる為に数々の行動を行いました。そして遂に究極のジェンダーフリーヒューマンになることに成功しました。ジェンダーから解放っぷりで言えば並大抵のフェミニストでは対抗出来ないレベルと言っても過言ではありません。田島陽子と互角に戦えます。シスジェンダーの中では最強格のジェンダーニュートラルです。職場でも頭がおかしい、空気が読めない、サイコパス、男らしくないともっぱらの評判です。
それでは私のジェンダーフリーな社会的肩書きを見ていただきたい。
低年収、低学歴、高卒、非正規、負け犬、落伍者、ブサメン、ガリガリ、モテない、いい歳こいて未だに童貞、彼女なんて出来たことない、一生童貞彼女なし、いやぁ家父長制やジェンダーロールの観点で見れば、もはやカス同然です。だからこそ究極のユニセックスであり、ジェンダーフリーヒューマンと言えるでしょう。ポリティカル・コレクトネスで言えば上野千鶴子クラスです。いや上野さんは結婚していたので、もはやそれ以上でしょう。ポリコレソルジャー界のクラスファーストと呼んで欲しいですね。
まあ生きやすくなったかと言えば全くならないですね。代わりに逝きやすくはなりましたね。死に対する抵抗や恐怖がなくなりました。パートナーや結婚、子供などの男性が守るべきものとは無縁なので人生対するリアリティーが無くなりました。平坦な四季のない人生です。病院や墓地や枯れかけた街路樹を見ていると、自分も明日になったら孤独死しているのかなと思ったりします。
なんというか個人的には男らしさを求める社会は嫌なんですが、男らしさから降りると人生詰んでしまいます。男らしさから、家父長的なものを求める社会とその責任から逃げ続けてきましたけど、今はただただ普通に生きたいですね。
この画像を押せばあなたも地球市民になれるかも知れません。
グラチーさんブコメありがとうございます。自分らしく頑張っていこうと思います。
ちえママさんブコメありがとうございます。アパ社長の魅力が伝わったみたいで何よりです。