上級国民に憧れる下級国民の会

情弱な下級国民同士で生存の為の知恵を共有していきます。

松本零士「戦場まんがシリーズ」の魅力を下級国民が語る

 

今回は最近、ウクライナ情勢とかもあって、国際情勢が怪しいので、戦場まんがシリーズについて語っていきます。

戦場まんがシリーズ(ザ・コックピット)というのは我々下級国民の英雄である松本零士大先生の代表作でアニメ化とかもされています。Amazonプライムとかで見れるので興味のある方はどうぞ。音速雷撃隊は特におすすめです。

平和を語っていくなら、ある程度有名どころくらいは押さえておかなくちゃ突っ込まれたりもするので、戦場まんがシリーズを読んでおこうというフラチな動機で読み出したのですが、これがなかなか面白い。

というわけで、好きな話とか平和についての熱い思い的なのでも語っていきます。

パイロットハンター
かの有名なアレ。猫ミーム彼岸島ポジのネタ枠なので、ネットやってる人は一回は見たことあるかと。読めば必ず「これが元ネタか!」となります。話としても完成度の高い名作です。

成層圏戦闘機
本土防空戦の話です。戦場まんがシリーズの中でも特に反戦色が強いのが特徴です。
というか主人公の戦闘機が鍾馗なのはいくらなんでも渋すぎませんかね。

グリーンスナイパー
狙撃手同士の決闘を描いた話です。試製自動小銃丙なんか出てくるのは流石のチョイスですね。保守派の間では日華事変さえなければ、日本軍にも米軍同様に試製自動小銃甲が配備されて、車両などによる機械化ももっと進んでいたと言われていますが、どうなんでしょうね。まあ日本軍は機械化に熱心(成功したとは言ってない)でしたからね。歴史にifはないですが、その世界の日本軍も見てみたいですね。

スタンレーの魔女
1式陸攻の話です。夢を追いかける青年の姿はグッときますね。ちなみにみんな大好きハーロック(キャプテンじゃない方)もちょっと出てきます。我が青春のアルカディア(映画版)にもこれが元になった話が出てきます。

音速雷撃隊
桜花の話です。アニメにもなってますね。現在まで、実践投入された有人ロケットが桜花とコメートだけなのはなんだか思う部分があります。せめて秋水がもうちょい早く完成していれば、b29に一泡吹かせられたのかもとか思います。

bunshun.jp文春で無料で読めます。最後のセリフが大バカなので、おそらくこれは会長の持っている文庫版と同じですね。

流星北へ飛ぶ
日本軍の流星に見惚れてしまったアメリカの戦闘機乗りメインの話です。主人公がヘルキャット乗ってるのは斬新ですね。アメリカ映画とかだと人気がないので、コルセアやマスタング以外はあんまり出ないんですよね。見た目がキモかわいいので米軍機だと一番好きなんですけどね。

紫電 
整備兵が「あんたは絶対死なしまへんで。絶対!!」パイロットに訴えるシーンが最高です。ヤマトもそうですが、絶対生きて帰ってくるというメッセージがいいですよね。ちなみに会長、旧アニメ版のヤマトはまだ全話見てないのでネタバレコメはNGでお願いします。2199はokです。

あと作中に出てくる紫電が人気の高い21型じゃなくて、ドマイナー機体の11型(羽の位置的に)なのは意外です。

勇者の雷鳴
局地戦闘機雷電の話です。
もうタイトルがカッコよすぎですよ。会長もこんなセンスのあるタイトルをつけたいのに毎回気持ちの悪いよくわからないタイトルばかりつけてしまいます。反省ですね。

復讐を埋めた山
松本零士の自伝風漫画です。どこまで本当かは分かりません。
でも松本零士さんヤマトが打ち切られた後にヤマトの声優やスタッフを連れてアフリカ行ったらしいので、案外半分くらいは実話なのかも。

富嶽のいたところ
松本零士の自伝風漫画の一つです。全体的にSF色が強く999っぽいので、戦場まんがシリーズの中では異色かと。というかぶっちゃけ内容的には鉄朗とメーテルの出てこない999そのものです。

黒衣の太陽
クソかっこいいタイトルですが、中身は童貞の戦闘機乗りの話です。
「若いな… みんな童貞だ」というセリフが好きですね。ちなみに戦場まんがシリーズでは、童貞卒業は死亡フラグです。体感ですが童貞だと7割生き残りますが、卒業したら9割は死にます。この辺りは彼岸島と一緒ですね。

99式の伝言
残留日本兵の話です。時代を感じますね。音速雷撃隊もそうですが、戦争で死んでいった若者が生きていれば、もっと人のためになることをいっぱいしたのにというメッセージは結構きますね。

武装原人の足音
jタウンという日本っぽい街を舞台にしたSF漫画です。憲法9条をおちょくってバカにした作品ですね。松本零士ほどの大御所がこんな過激なものをよくかけたなと驚きました。オチが結構悲しくて好きです。

野戦技術兵団記録三人盗族
日本軍の実験部隊が米軍基地に忍び込む話です。オチがちょっとSF色入ってるのも含めて好きです。たまりませんね。

親父の親心
96式艦戦(風立ちぬで主人公が作ってるやつ)の話です。やっぱり必ず生きて帰るというメッセージが込められていて、松本零士色全開です。
「お前には生きて帰る義務がある。生きて帰れ。親父の命令だ!!」というセリフがガツンとやられますね。
文庫版だと一番最後に収録されている話です。親父の親心と音速雷撃隊、復讐を埋めた山が個人的には特に好きです。もう何回読み返したか分かりません。

文庫版だと1、2巻にパイロットハンターや音速雷撃隊みたいな有名な話が多いので、まずはその辺りを読んでみるのがおすすめです。

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前回のブコメ返し

貯め代さんブコメありがとうございます。縫うしかないとは上手いこと言いますね。でもまあ昔はこういうの死罪だったみたいですし、切ったり縫ったりくらいならもはやしょうがないかもですね。

ジョニーさんブコメありがとうございます。上級国民だけでなく、主婦までとは。もう何も信じられませんね。

erixeriさんブコメありがとうございます。自分も野々村さんの鳴き声は今でも思い出します。

ハッチさんブコメありがとうございます。そう言っていただけて何よりです。

ヌーソさんブコメありがとうございます。それもあるかもしれませんね。嫌な時代になってしまいました。